2022年09月30日
Vantage IT株式会社WEBサイトのメンバーページ1
弊社(株式会社eR)代表の岩本のアイデアから、トップページから直接遷移できるメンバーページを新設。
できる限り体温を伝えるために、長時間の及ぶ取材を経て、比較的長めのボディコピーでメンバーそれぞれのキャラクターを形成させていった。
まずは社長秘書である彼女から。ストレートな物言いとメタ思考で、独特の包容力を見せる。
以下、実際のコピーと制作趣意である。
↓↓
<キャッチコピー>
他人という、物差しを脱ぐ。
自分という、ファッションを纏う。
<ボディコピー>
インターン生には、時に「お母さん」と呼ばれる。
社員には、困った時に真っ先に声を掛けられる存在。
社長室兼WEBマーケティング事業部・坂本優菜。
「困っている人を見ると、どうにかしてあげたいって思うんです」
例えば会議でのワンシーン。その人柄が、おのずと表れる。
部下のために、翻訳して丁寧に共有する。
顧客のために、物おじせず問い質す。
時にその行為は、
ちょっと怖そうな人、
いつも強気な人という印象を与えることも。
「白黒じゃなく、グレーの方が楽なのは分かっているんですけど」
経営と現場。仕事と遊び。そして、母性と父性。
彼女の前には、幼少期から常に二つの対極が存在していた。
導き出す答えやあるべき形は、一つじゃなくていい。
いつからかそのグレーの範囲が、彼女の許容範囲となる。
ハッキリさせたいのは、顧客や仲間のため。
自分は楽な方を選びたいのに、
つい今日も、その人柄が前面に出る。
それはもう、彼女のファッションであり生き方だ。
顧客と仲間の気持ちを受け入れ理解しているからこそ、
自分の主張を伝える必要がある。
許容範囲はそのまま提案範囲となり、
新しい課題に出会うたびに、拡大している。
Vantage IT って、私の会社です。
私がいなければ、それはただの技術だ。
【制作意図】
坂本さんは自己主張の激しい人に見えるかもしれない。
でもきっとそれは、他人の物差しで測った見え方。
ほんとうは、自己主張ではなく、他己主張。
誰かのために主張し、ヒアリングをしている気がする。
だからインターン生に「お母さん」と言われる。
目の前の相手の視座に立って考え、行動できること。
許容範囲が広い。それが何よりも強み。
それはなぜか。幼少期から対極軸の中で、自分は何ができるのか、
もっと中身を見てほしいともがいてきた過去があったことで、
他人の中身をしっかりと見ようとするからだ。