2023年05月20日
自分を客観視するのは怖い
スタイリストの大草さんは言う。
「ファッションが良くないのは大抵似合っていない。つまり、客観的に自分を見ていないから、自分を知らないだけ。でも、本当の自分のスタイルを知ることって、非常に怖いことなんです」
広告もそうかもしれない。
クライアントは客観視できていないところを、私たちがトランスフォート、翻訳する。
言葉を使って、意匠を使って、音を使って。
広告を通して、ぼくは伝えたいことがあるかもしれない。
それは、エンドユーザーにあたる“届けられる方”にではなく、クライアントにあたる“届ける方”に向けて。
本当に素晴らしいものをこの世に提供してくれて、ありがとう、と。