2022年10月29日
コピーライターは総合格闘家
「俺はプロレスラーだ!」
1993年11月、神戸ワールド記念ホールでモーリススミスとキックルールで戦った鈴木みのるは、インターバル中にわざわざ観客の方を向いてそう叫んだ。
時間や場所はうろ覚えだか、当時中学生だった僕(株式会社eR代表・岩本)は、そのシーンをハッキリと覚えている。
「プロレスラーなのに、キックボクシング界の頂点にいる相手と、“キックボクシングルール”で戦うの?」
当時の僕は、鈴木みのるの言いたかったことがイマイチ良く分からなかった。
あれから30年。
いまの僕は、鈴木みのるの言いたかったことがハッキリと分かる。
明日で怒涛の10月が終わる。
10月〆切のコンテストが2つあって、一つはオープンイノベーションプログラム「TSUNAGU2022」。
もう一つはキャッチコピーコンテスト「宣伝会議賞」。
スタートアップの僕を知る方は、後者は意外に思われるかもしれない。
でも鈴木みのるならきっと分かってくれる。
コピーライターは、どのジャンルにおいても“成果”を出し続けるプロレスラー(いまで言えば総合格闘家)でなければならない。
「プロレスラーだから、キックボクシング界の頂点にいる相手と、“キックボクシングルール”で戦うんだ」
僕自身、コピーライター、クリエイティブプランナー、映像プランナー、エディトリアルライター、シナリオライター、アドキュレーター、アカウントプランナーと様々なタグをキャリアに付けて、様々な場所で戦ってきた。そして今日も、これからも株式会社eR代表として、名古屋を中心に戦い続ける。
この、日曜のお昼というインターバルにこう叫びたい。
「俺はコピーライターだ!」